私の催眠療法体験記をご紹介します。



前世療法って、別世界の自分を体験できることが、本当に楽しいです!
「なぜか、知っている」という感覚でいろんなイメージが湧いてくるから不思議!
退行テーマは「今知るべき過去世」


【人生の概略】
縄文のような村で育ち、祖父からは精神世界の知識を、父からはグラウンディングの重要性を教わります。
晩年はシャーマンとして村を導きました。
シャーマンのスピリットガイドである祖父や、湖の精霊存在との関わりが印象的でとても楽しい過去世でした。
セッションの記録
少年時代(13歳頃)
最初、1人で狩りをしている13歳くらいの男の子に入りました。
今住んでいる家に移動すると、大きくて丸い木の枠組みに、藁のような素材でできた住居が見えます。縄文時代の住居に似た雰囲気です。
一緒に暮らしているのは、父、母、おじいさん、おばあさん、妹、赤ちゃんです。
おじいさんとは特に仲が良く、大好きな気持ちが湧いてきます。
彼は自然や宇宙、星、生まれる前の世界について話してくれ、私とは気が合うようです。
おじいさんは村のシャーマンであり、村長のような存在です。
父はおじいさんの補佐をしながら、村のリーダーとして人々をまとめています。
青年時代(17~18歳頃)
場面が変わり、白っぽいグレーの岩場にいます。
大人が10人ほど座り、瞑想をしています。
私は17~18歳の青年になっており、おじいさんの隣に父とともに座っています。
今は瞑想によって村のエネルギーを調整している最中です。
私はこの瞑想の時間がとても好きで、緊張感もありつつ、あるべき姿に戻れるような安心感を覚えます。
おじいさんは素晴らしいシャーマンで、父より私の方がその血を濃く受け継いでいます。
私は繊細なエネルギーを感じたり視ることが得意ですが、意識がそちらに偏りすぎてアンバランスになっています。
おじいさんから見ると、私は父からグラウンディングを学び、地に足をつけることが必要なようです。
精神的な世界だけでは生きていけず、バランスが取れていなければ、どちらの理解も浅くなってしまう、とのことです。
私はまだそれが全然できていないので、父から学ぶことが大切だと考えているようでした。
父は村の人々をよく見守る人格者であり、精神的な世界に偏りがちな私をグラウンディングさせ、バランスをとらせようと導いてくれています。
私の見える世界は精神的なことが大半で、常識的な意識が希薄のため、他人とコミュニケーションが苦手でよくトラブルが起きてしまいます。
トラブルが起きるたび、私は戸惑い、心が傷付きます。その人間関係を父がとりなしてくれています。
彼は私の個性を理解しつつ、忍耐強く私の学びをサポートしてくれています。私はまだ未熟でそれを理解できていません。
成人期(30歳頃)
私は30歳くらいの男性になっています。
3、4歳くらいの子どもを抱きあげ、奥さんと3人で湖のほとりにいます。
子どもははしゃいで私たちは幸せな雰囲気です。
家から歩いて数時間の山奥の、特別な湖までやってきました。
ここでしか会えない、湖の大きな精霊に会いに来ました。
湖そのもの、地球そのものである、巨大で純粋な意識体がここにいます。


おじいさん、父とも、この存在と対話するために一緒に来たことがありました。
家族ができたら、私も一緒に連れてきたいと思っていたのが、今叶っています。
純粋なエネルギーに包まれ、安心感と温かさを感じます。
大切な家族を、この湖の存在に紹介するため、エネルギーで対話をしています。
奥さんは、明るく可愛らしい人で、私は愛おしい気持ちでいっぱいです。
彼女と家族になって変わったことは、私を地球に繋ぎ止めてくれている(グラウンディングさせてくれる)ことです。
ふわふわ飛んでいきそうになる意識を、地面に繋ぎとめてくれています。
だからこそ、日々の喜びや感謝を、しっかりと体感できるようになりました。
大事にしてもらっているという感覚がとても安心できます。
奥さんとともにいることで、自分のバランスが整ったのを実感しています。
晩年(70歳頃)
私は70代の老人になっています。
かつて瞑想していた岩場で、大人5、6人とともに昼から夜にかけて瞑想をしています。
私は村のシャーマンとして、長老として、村をエネルギー的に整える役目を担っています。
村の人々への愛おしさ、守りたい気持ちが強くあります。
ここには成長した息子も参加しています。
エネルギー調整では、自分の我を一切入れず、村全体の調和を意識しています。
村の人々が健やかに安全に豊かに過ごせるよう、整えて守っています。
自分の我欲、自分の存在を消して、無心に取り組んでいます。
それはおじいさんから受け継いだ教えでもありました。
最期と中間生
私は80歳くらいで、奥さんと息子に看取られ亡くなります。(こんなに長寿とは、本当の縄文ではないのかも)
亡くなった後、私は「中間生」と呼ばれる世界へ移動します。
そこは、亡くなった魂たちが戻ってゆく場所。
そこには、おじいさんが待っていました。
彼は私にとって、魂のガイドでもあったのです。
おじいさんは地球人の老人の姿ではなく、大きな光の存在として現れました。
姿は違っても、おじいさんだとすぐにわかりました。とても安心感があります。
彼は私に語りかけます。
地球に生きるということは、とても挑戦的で、大変なこと。
それにチャレンジしているというだけで、とてつもない仕事を成し遂げているのです。
地球で生きることに取り組んでいる魂は、それだけで多くの存在からの尊敬と畏敬を受けています。
セッションを振り返って
スピリチュアルに濃く浸かった人生で、しかし、人間らしいあたたかい家族との触れ合いも体験できて、とても楽しかったです!
スピリットガイドのおじいさんや、また、湖での大きな存在のエネルギーは心地よく、よく知っているような懐かしい感じもしていました。
このセッションで再び会えたような気がして、本当に嬉しかったです。
グラウンディングの大切さも強調されていた気がします。
今の私に必要なメッセージだとしっかり受け取りました。
お読みいただきありがとうございました!