催眠療法体験記 No.2【前世療法】超古代文明に生きる

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私の催眠療法体験記をご紹介します。
セルフセッションの記録となります。

退行テーマは「超古代文明を生きた過去世」です。

過去世を視ることの意義は「自分が多次元的な存在である」と体験できることにあると思います。

目の前の狭い世界だけではなく、広大な視点(メタ視点)を持てると、現実への関わり方が変わってきます。

ユウ

調和的な美しい世界が、徐々に綻びを見せ、崩壊していく人生……を追体験しました。

【人生の概略】

とても美しく調和的な、精神的に進んだ超古代文明の地下都市の生活でした。
空気中には湿気がとても多く、その水を通して繋がることで、精神的にすべてと一体化することが容易にできました。
その世界が崩壊していくさまを体験していきます。
不調和の中でも、安心と調和を大切に生きることの重要性を学ぶことができました。

セッションの記録

最初のシーン

最初に降り立って感じたのは、湿度が非常に高く、空気が湿っているという体感でした。
町全体が白く、美しく清潔で、豊かさを感じさせます。

地面は石でできており、細い水路がたくさんあります。巨大な地下都市です。

太陽は届いていないはずですが、どこも明るい光が満ちて植物も豊かに茂っています。

自分の年齢は20代くらいで、性別は女性でも男性でもないようです。
軽くシンプルな神官服のようなものを身にまとい、手には錫杖のようなものを持っています。
体はとても軽く、ふわりとした感覚があります。

幼少期:生まれた家

子ども時代を知るために、4歳くらいまで退行しました。
白い石でできた清潔なプールで遊んでいます。周囲には緑の植物がたくさん茂り、明るく開放的な雰囲気です。
友達と水遊びをしており、とても楽しい時間を過ごしています。


次に、このとき住んでいる家に移動しました。
家は蜂の巣のような大きな集合住宅で、それぞれの家族ごとにエリアに分かれています。
扉は意識で閉じたり開いたりします。
ものを盗る人はいないので、鍵をかけるという概念はありません。

次に、両親と3人で食事をしているシーンに移動します。
食事は物質的なものは食べずに、光を栄養に変換して食べているようです。
そのため食事に時間はかかりません。

両親から見て私は、銀色または金色の髪色(光の加減でピンク色に見える)で、グレーの瞳の色をした姿をしています。

10代なかば頃:水の瞑想

時を進め、次の印象的なシーンに移動します。
そこは学校のような場所で、巨大な建物の中に多くの人々がいます。
この世界全体に共通していることですが、湿度が非常に高いです。
空気中の水分を通して、私たちはすべてと一体化できます
また、街中には水路が豊富で、水路の水に意識を乗せると、一瞬で遠く離れた場所まで移動することができます。


この場所では、床に水が満ちており、その水と空気中の水分のサポートにより皆と深く繋がる瞑想をしています。
先生のような存在もおり、先生と生徒たちは一つの意識として融合しています。
まるで巨大な岩のように、意識が一体化しています。
皆と繋がっている感覚は、とても心地よく、静かで満たされた気持ちになります。

10代後半:不穏な空気

次に、別の印象的なシーンに移動しました。
私は10代後半くらいで、やはり性別はありません。
空中に5メートルほどのギザギザの穴のようなものが見えます。
それはまるで、木肌が縦に裂け、むき出しになったような傷跡のようです。
この調和の取れた世界の一部が剥がれ、起こるはずのない不調和が生じているようです。
そこへ、大人たちが数人飛んできて、その場所を光で修復し始めました。
私はこのショッキングな光景に驚き、地面に尻もちをつき、呆然と見上げています。

20代:家族

次のシーンに移動します。
体がとても軽く、ポーンと高く飛ぶことができ、着地も自由に調整できます。
年齢は20代なかば。家庭を持ち、愛しい奥さんと子どもがいます。
私には性別がありませんが、この世界では男女でなくても子どもを持つことができます。
奥さんから見た私は、純粋で哲学的な人。
背は高くて中性的、顔を見ると、「現世の私」だとすぐにわかります。
顔立ちや髪が全然違うのに、なぜだか顔の雰囲気で自分だと確信できます。
お互いに深く愛し合っていているのがわかります。

20代:世界の崩壊

次のシーンに移動します。
豊かで美しかった地下都市が崩壊していく、恐ろしい光景が広がっています。
かつて地下都市は太陽は届かないはずなのに、なぜだかどこでも明るかったのです。
それが今は薄暗くなり、整備されていた通路は崩壊し、土がむき出しになり瓦礫の山となっています。
地揺れがひどく、大きな建物は崩れて危険な状態です。
私はすべてが調和して美しかった都市が、跡形もなく崩れていくさまを見て、つらく涙がにじみます。

かつては容易に高く飛ぶことができましたが、今は体が重く、思うように飛べません。
空気の密度が濃くなっているのを感じます。
まだ崩壊は続き、私は家族と仲間たちと安全なところに逃げようとしています。
私と家族は無事に逃れることができましたが、多くの仲間が犠牲になりました。

30〜40代:人生の終焉

時が進み、人生の終わりのシーンへ移動します。
30〜40代の私は男性のような姿になっています。

かつての中性的な体つきでないのは、重力の影響かもしれません。
すでに奥さんと子どもは、あの世へ旅立っているようです。
怪我か何かが原因で体が弱り、命を落とすことになったようです。信頼する仲間が私を看取ってくれました。

人

中間世

意識が肉体から離れ、すべての魂が戻っていく場所、中間世へ移動していきます。

すべてと一体となる安心感に包まれます。
生まれる前から私を見守ってくれた光の存在とともに、この人生を振り返ります。

調和された世界から不調和な世界へ移行するという体験ができました。

分離の感覚を生々しく体験してくのは恐怖でしたが、それこそが今回の課題でした。
今度は逆に「分離の世界から、調和の世界に移行する体験」をしたいという思いを抱きます。

セッションを振り返って

永遠に続くような、美しい世界が崩壊していくさまは衝撃的でした。
しかし普遍的にすべてと繋がっている感覚はどこかにあったため、大変な状況でも乗り越えられたのようでした。

初めてセルフヒプノでフルセッションができた過去世なので印象深い内容です。
セルフヒプノはよく挑戦するのですが、途中で寝落ちしたり、集中力が切れたりして、最後までできないことがあるのです……。


今回のセッションとても楽しい体験となりました!
過酷な状況でも、希望を持ち続け、すべてと繋がっていく感覚はとても学びとなりました。

お読みいただきありがとうございます。

この記事を書いた人

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